第15回:複合コンポーネントを使おう!2

複合コンポーネント2

今回は第11回の続編。
複合コンポーネントのメリットは
・特定ファイルをまとめてパッケージ化
・画面の視認性UP
・プログラマーも管理しやすくなる
まぁ、便利。ところが・・・
反面コピペして使い続けると一部変更が生じた際に全部やり直さないといけなくなる・・・

そこで!
今回は「リファレンス(参照)」を紹介する

使い方の説明

1:第11回で説明した「5-Staff.mzax」をロード
2:ID8複合コンポーネントの中に入る
3:複合コンポーネントの中に新しく複合コンポーネントを作成する
4:右クリック「属性情報設定」から設定画面に入り
5:Reference:任意のファイルを指定する
6:Reference Enableを「True」を選択
7:設定完了、黒い文字(この場合<No Name>)が青に変わればOK
8:C:\MZPF\AP_DATA_COMBのフォルダに参照するファイルを入れる
  ⇒第2回のMZファイルの設定:3の詳細が関連する
   C:\MZPlatform\3.6_64\etc にある「Platform.ini」
   CombinativeComponentsFolder=××
   この指定ファイルが本件の参照ファイルを格納する場所   
9:1度「5-Staff.mzax」を上書き保存して
10:再度読み込み
11:参照設定した複合コンポーネントの中身が反映されていればOK

レッスンファイルのダウンロード

参照ファイルの作り方

1:複合コンポーネントに入る(どこでも良い)
2:任意のシステムを構築する
3:保存ボタンを押し、「この階層のみ」を選ぶ
4:ファイルを生成する
5:○○.mzcs&○○.mzcxファイルが出来る、これをC:\MZPF\AP_DATA_COMBに保存すればOK

レッスンファイルのダウンロード

注意点!

参照したファイル(この場合DB access.mzcx)は上層システム(この場合ex-staff2.mzax)とは無関係。
参照ファイルの中身を変更して上層システムの「上書き保存」をしても複合コンポーネントの中身は更新されない。
変更した場合は、複合コンポーネントの中でその階層のみ(この場合DB access.mzcx)を上書きすれば成立する

まとめ

リファレンスを覚えておけばいつも使うデータベースアクセスなどは1回作ってしまって使い回せば良い
今回のサンプルは変更せずとも使えると思う。
またデータベースアクセスは今までローカルアクセス用に設定していたが
将来的にはホストPCへのアプローチへ変更する為、切換られる様にして進呈。