第11回:複合コンポーネントを使おう!

4:続いて「Update」実行画面を連結する

①ボタンコンポーネントとリスト格納変数と複合コンポーネントを一つずつ追加(画面編集でボタンを設置する事、名前は<更新>)
②作成した複合コンポーネントの中へ入る
③今度は「Update.mzax」ファイルを挿入する
④コンポーネント追加⇒処理部品⇒サブルーチン⇒ファンクション追加、コンポーネントを一番上に移動する
⑤ファンクションからイベント追加「処理要求イベント」⇒赤玉を出す。スグ下にあるテーブルより連なっている「データ選択イベント」にカーソルを合わせ、右クリック⇒「切り取り」を選択。ファンクションから先ほど出した赤玉上で右クリック⇒「貼り付け」を実施。リスト格納~テキストフィールドまでが移行される。
⑥その下にフレームコンポーネントを繋げて、メソッド「フレームを表示する」を設定
⑦リスト格納変数の「リストを設定する」のメソッドを変更。コンポーネント:テーブルからファンクションへ、メソッド/値:第1引数の取得
⑧コピーが終わったので不要なコンポーネントは削除(ボタン・テーブル・テーブル格納変数)
⑨フレームから出ているアクションイベントは削除
⑩公開メソッド設定でファンクションの呼び出し(1引数)(Object)を設定
⑪階層を上がり、イベント設定。ボタン(更新)⇒ アクションイベント ⇒ リスト格納変数メソッド:リストを設定する(PFObjectList)取得方法:メソッド戻り値 コンポーネント:テーブル メソッド/値:getSelectedData
⑫リスト格納変数の下に複合コンポーネントを繋げるメソッド:ファンクションの呼び出し(1引数)取得方法:メソッド戻り値 コンポーネント:リスト格納変数 メソッド/値:リストを取得する

5:動作チェック。実行ボタンを押して画面上のテーブルデータを選択し、(更新)ボタンを押すと以前作成した「Update」実行画面が現れる。試しに任意のデータを書き換えて開始ボタンを押すと情報が更新される事を再確認する事

6:最後に「Delete」実行画面を連結する(要領はUpdateと同様である。)

① ボタンコンポーネントとリスト格納変数と複合コンポーネントを一つずつ追加(画面編集でボタンを設置する事、名前は<削除>)
② 作成した複合コンポーネントの中へ入る
③ 今度は「Delete.mzax」ファイルを挿入する
④ コンポーネント追加 ⇒ 処理部品 ⇒ サブルーチン ⇒ ファンクション追加、コンポーネントを一番上に移動する
⑤ ファンクションから「処理要求イベント」を出し、4「Update」同様、テーブルより連なるコンポーネントを「切り取り」ファンクションへ「貼り付け」を実施。リスト格納~文字列格納変数までが移行される。
⑥ 今度はその下にボタンコンポーネントに連なる「データベースアクセス」以降を全て「切り取り」⑤で実施した「文字列格納変数」の下へ貼り付け」実施
⑦ リスト格納変数の「リストを設定する」のメソッドを変更。コンポーネント:テーブルからファンクションへ、メソッド/値:第1引数の取得
⑧ 同じく不要なコンポーネントは削除(フレーム・ボタン・テーブル・テーブル格納変数)
⑨ フレームから出ているアクションイベントは削除
⑩ 公開メソッド設定でファンクションの呼び出し(1引数)(Object)を設定
⑪ 階層を上がり、イベント設定。ボタン(削除)⇒ アクションイベント ⇒ リスト格納変数メソッド:リストを設定する(PFObjectList) 取得方法:メソッド戻り値 コンポーネント:テーブル メソッド/値:getSelectedData
⑫ リスト格納変数の下に複合コンポーネントを繋げるメソッド:ファンクションの呼び出し(1引数) 取得方法:メソッド戻り値 コンポーネント:リスト格納変数 メソッド/値:リストを取得する

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まとめ

複合コンポーネントのプログラム仕方は理解出来ただろうか?
今まで長く書いていた内容が同じプログラムでも14行程度で実施出来ている事が認識できる。
将来的には複雑なシステムが構築出来るがそれに伴い、社内で改善や修正が出て来る。
その時に製作した当人が理解し易い様にプログラムする事が大切である。
ボタンを押した後の処理を複合コンポーネントの中で実施する事により、莫大なシステムだったとしても認識し易く、後々自分が楽になるのでこの方法は重要。
今回作成したプログラムは保存して「staff.mzax」ファイルとして認識出来る様にして欲しい。
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